SELFIE S5 の部屋

パイオニアのミニミニコンポ・SELFIE S5 についていろいろ書いてます

SELFIEの情報探し・その1~書店編

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ネットになければ紙情報!

今は昭和の懐古ブーム。オーディオ関連では、往時のラジカセやカセットテープなどの情報に、ネットやその他の媒体で数多く接することができます。それにひきかえ、SELFIE(1990年発売)をはじめとするミニコンポ(ミニミニコンポ)の情報はやたら少ない印象…。調べてみて、なぜそうなのかという事情はわかってきましたが、なんといっても要は需要がないのでしょう。ともかく、ネットでは思うように情報が得られなかったので、次に頼るは紙情報。ということで、まずは地元で一番大きな書店に行ってみました。

 

「昭和」や「80年代」の本にはない

あらかじめネットで書籍の情報を集めていたので、おおよその感じはわかっていましたが、確かに今は多くの「懐かし本」の類いがありますね…。まず目に付くのは、「カセットテープ」。その次が「ラジカセ」でしょうか。ウォークマンをはじめとするポータブルオーディオのものもありますね。一方、SELFIEなどのミニコンポ(ミニミニコンポ)については、ほぼ、なし! …と、ここで一冊を紹介します。 

 

「日本懐かしオーディオ大全」(辰巳出版

amazonの内容紹介では「ラジカセ、ミニコンポ、ヘッドホンステレオ……などなど、あの頃憧れだった「昭和のオーディオ」をめぐる青春の記憶がいま甦る! 」とあります。

実際手に取ってみましたが、紹介通りの充実した印象です。「ミニコンポ」についてもわりとページを割いています。ただし!(当たり前といえば当たり前ですが)SELFIEは載っていません。そもそも「昭和」でないんですから。SELFIEのような、ミニコンポの中でもやや小さめの「ミニミニコンポ」については、かろうじてSONYの「pixy」(1989年発売)が掲載されているのみでした。

 

ということで残念ながら、書店では満足な情報を得られず。わかったことは、要するに、SELFIEは「昭和」にも「80年代」にも含まれないということ。当たり前なんですけど。ただ、あれだけ多くの若者を魅了したミニコンポやミニミニコンポについて、まとまった書籍が皆無というのはちょっと残念に思ったところです。