SELFIE S5 の部屋

パイオニアのミニミニコンポ・SELFIE S5 についていろいろ書いてます

2台のS5を並べて使う日々

結局、一つにできない、選べない

f:id:aoiyamani:20180605204345j:plain


SELFIE S5を2台所有することになった私。その違いは前回書いたとおりです。要は、外見に違いがあるものの、音の優劣は付けられず、というもの。しかし、実はもう一つ重要な違いがあって、それは…。

 

電源投入後、バチバチと鳴り続けるリレー、そして10分以上続くハム音。その後もわりと目立つ、スピーカーからの雑音。1台目にあったこれらの欠点が、2台目には無いのです。はっきり言って、非常に静かです。1台目の印象が強かったからか、なおさら「20年以上経っているはずなのに、こんなに静かで雑音が無いのか」と驚くほどです。

 

完全にリプレイスできない理由、それは色

ならば、1台目を捨てて2台目を使えばいいじゃないか、という意見が出そうですが、それができないのです。理由は色。機材の色が、どうしても1台目の方がいい。ヒナ鳥の刷り込みと一緒で、それが1台目だったから、ではないと思っています。明らかに黒みが強い1台目の方が、自分の「private SELFIE S5」のイメージに近いのです。

 

2台を共存させるための工夫

そこで私がとった策は、2台のS5を共存させること。役割は以下の通りです。

・実際に駆動させるシステム(コンポ本体)…2台目(アンプがほぼ正常に機能)

・外観(コンポ本体とスピーカー)…1台目(本体色がお気に入り)

・実際に鳴らすスピーカー…1台目(正常に機能)

と、こんな感じです。

 

で、どうやって使うかというと、普段は単純に2台目の電源のみを入れています。まあ、これは当たり前。しかしそれだけでは物足りません。1台目(外観を担当する)が真っ暗では、生きている感じがしません。なので、その感じを出すために、

・ソースを全て二股に分け、同じ音源が2台のS5に入力されるようにする。

というふうにしてみました。そのために購入したのは、「GHOST RCAケーブル 分岐Y型 1オス-2メス 2個 GRY2F」(amazonによる表記)。入力セレクターなどではなく、単純に赤白のコードを二股に分けているだけです。これにより、何が出来るかというと、実際にはスピーカーに接続していない機材(1台目)のスペアナが、外見上は同じように動くということです! これで、「聴いても」「見ても」満足。ま、どう考えても自己満足ですな。

 

ちなみに、前回紹介したスピーカーセレクター(実際の使い方はアンプセレクター)も、そのまま活かしています。その理由は、まだまだ2台の違いが解明不足で、時折行う実験というか、両者の比較のために、これがあると大変便利だから。そしてもう一つの理由は、1台目を生かし続けるため。時々は電源を入れ、具合を確かめるためにも、セレクターは重宝しています。

 

ということで、当面の間は2台のS5の共存が続きそうです。