SELFIE S5 の部屋

パイオニアのミニミニコンポ・SELFIE S5 についていろいろ書いてます

オークションのヒント~その2

この5ヵ月、オークションサイトをみる毎日

SELFIE S5を手に入れようと思い始め、はや5ヵ月。その間、複数のオークションを通じて、S5本体をはじめ、いろいろと手に入れることもできました。そして今日まで、文字通り毎日オークションサイト(私の場合はヤフオク。以下同じです)をチェックし続けてきました。本体を入手してのころに、一度、オークションで探す際のポイントを記事にしましたが、あれから新たにわかったことや、気づいたことを踏まえ、「オークションのヒント」として記事にしたいと思います。前回を1回目とし、これが「その2」となります。

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検索ワードは "PIONEER P700"

SELFIE S5をオークションで探す際のポイント。まずは検索。しかし「セルフィー」でも「SELFIE」でも、なかなかその名前通りに調べても本体はヒットしません。理由は簡単です。出品者が、それを「イオニア セルフィー S5」ということに気づいていないからです。それも当然、機材本体には「S5」とは一文字も書かれていません。

 

そのかわり、出品者が多用するのは、機材の型番。アンプならA-P700、スピーカーならS-P700VS5は、各機材共通でハイフン以降が「P700」になっています(ちなみにS70P710)。だから、オークションサイト内の検索ワードとして、「PIONEER P700」を使用してみて下さい。経験的にも、これが一番、S5の本体セットを見つけやすいです。ただ、P700では、パイオニアのカーオーディオ関連のものも多くヒットしてしまいます。それが煩わしい場合は、P700を「A-P700」にすると、わりとシンプルに本体セットがヒットします。

 

どのモデルがオークションに出品されるか

 そもそも約30年前のミニミニコンポ。いったいどれだけ、現在の中古市場で流通しているのだろう…。年々、数が少なくなるのは当然です。そう思うと、いつが買い時か見極めるのが難しくなります。現在のオークション品に手を出すべきか、それとも待つべきか…。よく言われますが、私も個人的というか、経験的にはやはり「欲しい時が買い時」かなと思います。が、それはともかくとして、この5ヶ月間(2018年1月~5月)、文字通り毎日オークションサイトを見つづけた者として、おおよその出品状況を伝えたいと思います。せっかくなので、S5の他のモデルについても述べてみたいです。

 

S5:わりとコンスタントに出品あり

スピーカー(ベース=台座を含む)と本体のセットは、おおむね1ヵ月のうちに2~3台は出品されています。「全く出品されていない」というのは、最長でも3週間ぐらいではなかったでしょうか。ただし、完動品は極めて少ない。カセットデッキの動作まで完璧なのは一つも無かったと記憶しています。まあ、これはさすがに当たり前です。それを除くと、やはり焦点になるのはCDプレーヤー。ごくまれですが、CDプレーヤーが生きているものがあります。正確に記録しているわけではありませんが、2ヵ月に1つくらいは出品されている印象。S5を狙っている人は、その違い(CDが動くかどうか)の重要さをわかっている人が多いようで、CDが動作するものは、グンと値が上がる印象です。

 

「セットではあるものの、一部が欠けている」という出品は、上記より同数、あるいはもう少し多いような気がします。例えば、スピーカーが無く、コンポ本体のみ。あるいは、本体とスピーカーはあるが、スピーカーベース(台座)だけが無い、など。これに手を出すかどうか、迷う方もいるでしょう。経験的には、それも「場合によってはアリ」かなと思っています。これについては、別に記事を立てようと思っていますが、要点としては「それなりにお金を掛けてもよいならば」といえるでしょう。

 

S70・S50:先代モデル(S5)より少ない印象

S5の後継機種のS70S50(この2つの違い区別の仕方は過去記事参照)についても、ほぼ毎日チェックを怠らずにいます。その感想としては、両者をあわせても、S5ほどは多くない。それでも月に1~2台は確実に出品があるように思います。動作や製品の状態については、おおむねS5と同じ感じです。

 

S90・S30:ほぼ出品なし

Sの二桁シリーズの残り、S90S30は上記の機種に比べて、かなり少ないです。約5ヵ月の間で、S90は2・3例、S30は1例くらいしか記憶にありません。S90は二桁シリーズ最高機種ですが、やはり販売台数が他に比べてかなり少なかったのでしょう。一方、S30は登場したとたんにバカ売れしたモデルで、数はSELFIEのSシリーズでは間違いなく最多のはずです。ただ、もともとが廉価モデルで、中古品としての魅力に乏しく、早々と姿を消したものが、ほとんどということでしょうか。

 

S3:皆無

最後に、S5と同時発売のS3。アンプ・CD・チューナー等の一体型モデルです。これについては、上記の機種ほど、意識しては探しておらず、もしかしたら見落としがあるかもしれませんが、「皆無」といって差し支えないと思います。とすると、S3を探している方。オークション品を見かけたら、状態の如何を問わず「即、買い」です。