SELFIE S5 の部屋

パイオニアのミニミニコンポ・SELFIE S5 についていろいろ書いてます

昔のミニコンポを手に入れて変わったこと

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思いがけない変化

昔のミニコンポ(ミニミニコンポ)を手に入れて約半年。初めはただ目の保養として、つまりは置物のつもりで買ったのが、今ではすっかり日常で使う道具の一つに。もちろん、用途は音楽を聴くこと。そしてそれは、気づけば私の生活に大きな変化をもたらしていました。

 

「生活空間」に音楽が戻ってきた

長い間、そうですね、ざっと十数年でしょうか。音楽を聴くのは、ヘッドホンやイヤホンでというのが、当たり前になっていました。理由はいろいろありますが、やはり結婚し、さらに家族が増えたりすると、自ずとパーソナルに音楽を聴くことは少なくなります。しかしそれは自分にとって我慢を強いられるものではなく、特に不満に思うものではありませんでした。

 

それが、このSELFIE S5を手に入れてから、まずは動作が気になって、あれこれ時間をかけていじることになります。そこから自然と、コンポを通じて音楽を聴く時間が増えます。やがて、コンポも安定して聴ける状態になると、自室にいる時は、必ずといっていいほど、それを通じて音楽を聴くことになりました。そして、それまで自室で一番多かった聴き方、すなわちパソコンで再生しヘッドホンで聴く、というスタイルはほぼ無くなりました。

 

ではなぜ、今までの聴き方を止めたのか。S5への愛着か。それは違います。やはり音です。聞こえてくる音が、単純に「パソコン-ヘッドホン」よりS5の方が心地よかったからです。不思議なものです。私の場合、それなりにヘッドホンにもこだわりがあって、それはそれで、非常に良い音がします。しかしそれは「耳元での音の良さ」。コンポは、他の生活音もする中で、部屋に響いている音。音の良さというものは、単純に比較できませんが、「心地よさ」でいうと、断然、コンポを通じたものの方が良いように感じられます。

 

それまで長い間「耳元」で聴いていた音楽が、「生活空間」に広がったこと。いや、かつて自分はそういう環境で音楽を聴いていた。となると、それは生活空間に音楽が「戻ってきた」ということ。これがS5と付き合いだして表れた、最も大きな変化といえるでしょう。

 

再び、ラジオを聴くことにも

変化は他にもあります。それはラジオを聴くこと。アンテナや受信状況の理由から、今はFMが中心ですが、これも十数年ぶりに、よくラジオを聴くようになっています。理由としては、上記と重なりますが、いろいろとソースを変えながら機材をチェックしていると、自ずとラジオを聴く時間も増え、そこから。ラジオの方は他のソースに比べ毎日というほどではありませんが(思えば10代・20代は文字通り毎日よく聴いていました)、以前より確実に高い頻度で聴いています。

 

古いコンポの入手は、あなたの生活を変える(!?)

はたして、このような自分の体験は、どれだけ他の人にも当てはまるのか、それはわかりません。ただ一ついえるのは、ジャンク品同様だったS5の購入が、自分の生活に確かな変化をもたらしたということ。そしてもう一ついえるのは、そういう変化が起きることは、購入する以前には全く思いつかなかったということ。

 

もしも私と同じように、かつてのミニコンポ(ミニミニコンポ)を再び手に入れようと思っている人、あるいは手に入れようかどうか迷っている人がいるのなら、あらためて伝えたいです。「今こそ、買い時です!」