SELFIE S5 の部屋

パイオニアのミニミニコンポ・SELFIE S5 についていろいろ書いてます

SELFIE S30 取扱説明書の目次(だけ)

f:id:aoiyamani:20180506214204p:plain

本当に、目次だけですみませんが…。

久しぶりの更新、そして久しぶりの文字ものの記事です。SELFIE S30の取扱説明書の表紙画像をネットで見かけました。その中の目次部分を下に転記します。元画像はオークションの商品説明ですが、オークション画像といえど、写真それ自体には著作権がありますので転載は控えます(気になる方は、ネットの検索でお探し下さい)。ではさっそく。

 

目次

・お使いになる前に・……3

・日ごろのお手入れ・……4

・接続のしかた・……5

・各部のなまえを知っておこう・……6(または8。判読困難。以下同じ)

・電源スイッチを入れてみよう・……12

・時刻を合わせよう・……13

・FM、AM、TV放送を聞くには・……14

・FM、AM、TV放送のワンタッチ受信とは・……16

・CDを聞くには・……19

・CDの便利な機能とは・……21

・カセットテープを聞くには・……26(または28。情報量から考えると26か)

・カセットテープに録音するには・……29

・CDをテープに録音するには・……32

・表示をかえてみよう・……35

・好みの音作りをしてみよう・……37

・サラウンドシステム(ステレオワイド)について・………39

・AIオペレーション機能を使ってみよう・………40

・オーディション機能を楽しもう・……42

・AIアメニティタイマーを使ってみよう・……43

・故障?ちょっと調べてください・……50

・アフターサービス/安全にお使いいただくために・……53

・仕様・……54

(引用者注)数字(ページ数)は、実際は右詰めで表記されている。

 

さて、こんなものに何の意味が、と思う方もいらっしゃるかもしれません。理由は2つあります。一つは、私自身がS5の情報をネットで求めつつも、ほとんど入手できず、「少しでも何か情報が欲しい」という経験をしたから。もう一つは、目次の情報だけでも、取扱説明書を入手しようかどうか迷っている人の役に立つかなと思ったからです。

 

ここからは感想です

せっかくですので、付け加えの情報と所感を少々。まず、S30の登場は1991年1月(パイオニアのホームページから)。「SELFIE Sの2桁シリーズ」でいうと、S70(1990年9月)、S50S90(同10月)に続く4つ目の製品。これもネットで調べた限りですが、91年の上半期は、登場間もないこのS30がかなり売れ、ある販売店の集計では、他社のミニミニコンも抑えて1位だったこともあるようです。その理由は定かではありませんが、やはり価格(の安さ)でしょうか。

 

さて、この目次を転記してみて、気づいたことを2つ。一つは、「文体」といっていいのでしょうか、項目の見出しに特徴が感じられます。非常にフレンドリーというか、明らかに若者向けの書き方のような気がします。「してみよう」「使ってみよう」「楽しもう」。普通なら(あるいは現在の感覚なら)、これらは「しましょう」「使いましょう」ではないでしょうか。「楽しもう」に至っては、そもそもメーカーが消費者に向かってそういう呼びかけ方をするものかと。

 

もう一つは、「AI」。現在(2018年)は「第3次AI(人工知能)ブーム」だそうですが、この時期にAI…当時は私も学生でしたが、あまり記憶が無いというか、なじみが無かったような気が。ウィキペディア(「人工知能の歴史」)でも、この時期は「AIの冬第2期 1987−1993」と書かれています。しかし、実際にここではAIという言葉は使われていますし、別に調べると、1980年代後半のパイオニアのDATには「AIサーチ」という機能が搭載されています。そうしてみると、私が記憶しているよりもAI技術は積極的にオーディオに導入されていた、ということでしょうか。

 

それで、このS30での「AIオペレーション機能」「AIアメニティタイマー」ですが、どんなものかはネットの検索ではさっぱりわからず。となると実物(機材や取扱説明書)に接するしかないようですね。S30の正面画像からは、アンプ部(S30は一体型のなので、正しくはそこに相当する部分 )に「AIオペレーション」のボタンが確認できましたが、それ以上は判明せず。もう一つのアメニティタイマーとあわせ、気になるところです。

 

※追加情報。S30の機材型番は以下の通りです。

本体:STEREO CD CASSETTE DECK RECIEVER XR-P310

スピーカー:S-P310V