SELFIE S5 の部屋

パイオニアのミニミニコンポ・SELFIE S5 についていろいろ書いてます

SELFIE S5の正面画像~CDプレーヤー(PD-P700)編

正面画像シリーズ、いよいよ後半に入ってまいりました。今回はCDプレーヤーです。

 

全体画像

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ううんカッコいい! 大きめのトレイや、整然と並んだトラック番号表示に時代を感じますが、いいですね~。機能美を感じます。と自画自賛。さて、今回は画像はこれだけ。手を抜いたということではなく、ほぼ全体画像だけでコメントが可能と思うからです。例によって、画像左上から述べます。

 

【PIONEER】メーカーロゴ。

 

【COMPACT DISC PLAYER PD-P700】この「PD」こそパイオニアの証、といってもよいでしょう。当時、LD(レーザーディスク)で一時代を築いていたパイオニアが、LDではない方式の光学ディスクに対し、LDと区別するために付した略号がPDだった…というのは完全に私の憶測です。では、なぜCDではなくPDにしたのか…すみません、わかりません。CDのみならず「LD以外の光学ディスク方式」を全てPD扱いにしたのかと思ったらそうではなくて、PDはCD機器にしか付かないんですね。ちなみにPは、これも調べた限りではわからず。photon(光子)が一番それらしく思いましたが根拠はありません。

 

【POWER】アンプ以外で唯一電源スイッチがあるのがこの機材。ちなみにスイッチの動きは、アンプよりも深い(前後方向に大きい)です。そして、このCDプレーヤーのみ、S5の構成機材の中で、唯一単独で機能します(他でも述べましたが、S70以降の「PD-P710」は、出力がフラットケーブルのみで、おそらく単独では機能しないはず)。なので、SELFIE S5のオークション品では、ときおりCDプレーヤーだけがないものが出品されます。おそらくは、他の機材が機能しなくても、CDプレーヤーは単体で使えるのでシステムから外した、あるいはCDプレーヤーが先に駄目になり、他のCDプレーヤーと置き換えて使っていた、というケースがあると思います。

 

【トレイ】左にオーディオコンパクトディスクの規格ロゴ。その横に「DIGITAL FILTER & TWIN D/A CONVERTERS」の文字。最近のプレーヤーでは、このような技術的アピールを本体に記すということがなくなりましたね…。トレイ左下には「DISC STABILIZER」の文字が。これもアピールの1つといえるでしょう。

 

【TIME】【REPEAT】液晶の左側にある2つのボタン。【TIME】ボタンを押していない状態では、液晶に「TIME」が表示され、1曲ごとの経過時間が示される(はず)。ボタンを一回押すたびに「REMAIN」→「AL(L) REMAIN」→「TOTAL」と変化。「1曲の残時間」→「ディスク全体の残時間」→「ディスク全体の経過時間」だと思われます。…と、このような推測になるのは事情があって、現有機はCDの読み込みをしません。ただし、というか、にもかかわらずというか【TIME】ボタンをはじめ、いくつかのボタンは液晶が反応してくれるのです。それで、挙動はおおむね推測できるが、実際に確認ができないので断定的には書けない、というわけです。

 

【REPEAT】押すと「REP」が表示。もう一度押すと消える。最近はリピートモードといえば、1曲リピートと全曲リピートの2つが一般的かと思いますが、これは一つしかありません。…どちらだろう。昔(以前S5保有していた時)の記憶をたどると…全曲リピートのような気がします。自信は無いです。

 

【液晶】上段左側、最も大きい数字2ケタはトラック番号。その横、やや小さめの2ケタは「インデックス番号」。懐かしい…。今ではほとんど見なくなりました。その右4ケタが時間表示。分(m)と秒(s)です。下段の囲み数字1~20がトラック番号。これも…懐かしくて仕方がありませんな。最近のプレーヤーでは見なくなりましたが、とりわけプログラム再生をする時に、非常に便利なんですね。選んだ曲が直感的にわかります。

 

右側のボタン群(トレイの開閉や再生・停止ボタン等)は、現代のプレーヤーでもよく使われ、特別に変わったものはないと判断し、コメントは省略します。

 

さて、以上で写真とコメントを終わりますが、今回もいろいろと触るに従い、愛着のようなものが湧き、壊れたところが直るといいのにな…なんて思ってしまいます。いや、これまで何度も述べた通り、実際、CDプレーヤーを使うことはまずないんです。チューナーはさすがに代替手段がないにしても、CDもカセットも、他の手段はいくらでもある。あるというか、その方が便利に決まっている。それはわかっているんだけど…と思う私でした。