SELFIE S5 の部屋

パイオニアのミニミニコンポ・SELFIE S5 についていろいろ書いてます

SELFIE S5の正面画像~チューナー(F-P700)編・その2

チューナー編後半です。前半では左側と液晶部分のコメントをしています。

 

中央(ボタン)

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【REC】タイマー設定で録音を選択する場合に使用。

【SET】タイマーの諸設定、時刻合わせなど、いろいろな役割をします。

【LOCAL】FMとTVの時に押すと、液晶部に「LOCAL」が表示。LOCALとは…これが実はよくわからない。以前所有していた時にも使った記憶が無い。調べてみると、電波の強い局だけを選局するための機能、というのがありました。AMでは、夜になると、日中では聞こえなかった局の放送が、雑音混じりで聞こえることがあります。そういう場合に、「LOCAL」機能は有効であると。FMでも同様の機能を持ったチューナーがあるようです。ただ、【LOCAL】が有効になるのが、FMとTVだけでAMは無し(自機だけかもしれませんが)。ちなみにFMで【LOCAL】を有効にすると、【STEREO】が消え(=無効になり)、雑音が少なくなる印象です。

 

【TUNING】「-」と「+」で、周波数、時計、タイマー時刻などを操作します。

 

右側

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 【MEMORY】下の1~12のボタンに局(周波数)を登録させる時に使用。チューナー使用時に【MEMORY】を押すと、その時の周波数が点滅。その間に、記憶させたい数字キーを長押しすることで、登録完了。各バンドごとに登録する仕組みで、混在はさせられません(例えば1にAMのA局、2にFMのB局ということはできない)。

 

【BAND】バンドの切り替え。バンドはAM・FM・TV。このうち、TVは「1ch」から「65ch」まであります。1~12chはVHF放送、13~62chはUHF放送、63~65chはSHF放送にそれぞれ対応していたものと思われます。今は懐かしきアナログ放送のチャンネルで、もちろん現在は何も聞こえません。

 

【STATION CALL】意味はだいたいわかります。登録した放送局を呼び出すために押すボタン、という意味でしょう。ただ…それを英語で「STATION CALL」というのか? ちょっと調べましたが、よくわかりませんでした。文字が下段(7~12)に寄っていますが、機能は上段も下段も同じです。例えば1を押すと、一瞬液晶に「ST-1」と表示され、1に登録した局が呼び出されます(だからcallか)。

 

この数字ボタンも後発機(S70以降)と大きな違い。すでに述べたように、後発機のチューナー(F-P710V)はボタンの代わりにジョグダイヤルになっています。「+」「-」のボタンも省略され、それもダイヤルで操作するようです。さて、F-P710Vは使ったことがないので勝手には言えませんが、見た目はともかく操作性の点では、数字ボタンの方が直感的で使いやすいと思います。チューニングは…やはりダイヤルの方に分がありますか。ボタン、ダイヤルそれぞれにメリットあり、とまとめさせてもらいます。

 

以上でコメントは終わります。さて、この記事を書くため、あまり普段は使わないこのチューナーでFM放送を聴き続けたのですが…。これが意外とよい。意外というのは、そもそもジャンク同然で買ったものなのに、というのが一つの意味。それと、実はFM用のアンテナが手元になく、機能確認のためにとりあえずAMループアンテナ(純正品ではなく、リサイクルショップで108円で買ったメーカー不明のもの)を背面のFMアンテナ接続端子につないでみたところ、わりとよく入るんです。ちなみに、この他にもリサイクルショップで108円で買った細めのスピーカーケーブル(長さは3mくらい)でも実用に耐えるレベルで入りました。