SELFIE S5 の部屋

パイオニアのミニミニコンポ・SELFIE S5 についていろいろ書いてます

SELFIE S5の正面画像~チューナー(F-P700)編・その1

SELFIE S5の正面画像シリーズ、今回はチューナー編。さっそく参りましょう。

 

全体画像

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今までの全体画像写真がどうも美しくないので、加工してみました。時間があれば他のも順次差し替えます。このチューナーこそ、外見上でS70S50などの後発モデルと一番大きな違いがある部分です。なるべくそれらとの比較もコメントに入れたいと思います。

 

左側

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【PIONEER】メーカーロゴ。

 

【STEREO TV・FM/AM DIGITAL SYNTHESIZER TUNER F-P700】機材の正式名。う~ん、長い。デジタルシンセサイザー、というのはラジオの同調方式を示すもの。現代ではそれが当たり前だと思いますが、この頃はまだそれを明示する意義があったのだろうと想像します。チューナーを示す記号「F」とは何か、ずいぶん調べましたが確証が得られませんでした(PIONEERファンの方には常識かもしれませんが)。PIONEERでは、単品コンポでもチューナーはたいがい「F」になっています。

 

【リモコン受信部】型番下の黒い四角です。リモコンは持っていませんが、それで間違いないでしょう。これがチューナー部についているのがS5の特徴。S70以降では、アンプ部に移動しています。

 

【ADJ】アジャストメント(adjustment)。時計を調整する際に使用。

 

【WAKE-UP】この機材では、タイマーのパターンを2種類、記憶させることができます。手順は省略しますが、設定できるのは、起動および終了の時刻、ソース(CDやカセットなど)、音量、録音の有無などです。以前所有していた時には、毎朝これでお気に入りのCDをかけていたのを思い出します。

 

 中央(液晶部)

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【液晶】ここが、後のS70以降のモデル(F-P710V)と大きく違うところです。まず大きさ。後発モデルよりも小さい。S5より大きくなった液晶部を見て、S70に魅力を感じた人もいるかもしれません。そして、当機のもう一つの特徴として、液晶の位置が中央ではなく左寄りということ。イコライザーの液晶左端と合わせています。ちなみにF-P710Vは中央で、液晶の大きさはイコライザー(SP-P710/GR-P510)よりやや小さめです。

 

私としては、この左寄りというのが、デザイン上、とても重要に思えるのです。単体で見れば、後発モデルのように、中央で、しかもより大きめのものが好まれるでしょう。しかし、(メーカー想定の置き方で)S5を重ねた時、シンメトリーに近いアンプ、右側のジョグダイヤルが目を引くイコライザー、そして液晶がやや左寄りの当機、と上から続きます。これが非常に良くバランスが取れていると思うのです。そしてその下に、ほぼシンメトリーのCDプレーヤーとカセットデッキが続くことになります。そうして、トータルとしても実にバランス良いデザインになっているように思います。…おっと、デザインの話、それも至って主観的な話が続いてしまいました。液晶表示部の説明に移ります。

 

上段は、主に機器の状態を示します。文字は小さいです。写真には写っていないものもありますが、左上からコメントします。

【TUNED】受信状態が良い時に表示されます。

【STEREO】ステレオ受信時に、赤地に黒抜きで表示。

【LOCAL】液晶下部のLOCALボタンを押した時に表示。

【WAKE UP】タイマー設定時に、パターン「1」「2」がその右側に表示。

【TIMER】同じく、【REC】が設定時に表示されます。赤字に黒抜き。

 これ以外にも見落とし(表示させられなかったもの)があるかもしれません。

 

下段左側はバンド表示(上記の写真では「AM」と表示)です。三段で上から【TV】【FM】【AM】

 下段中央は周波数(FM・AM)またはチャンネル(TV)。周波数の右側に、FMの場合は【MHz】、AMは【kHz】が表示されます。

 下段右側は【時計】。24時間表示です。

 

思った以上に長くなりました。今回はここまでにします。