SELFIE S5の正面画像～アンプ(A-P700)編・その１

多くの人にSELFIE S5の情報を提供したい、という趣旨で始めたブログ。が、ちょっと最近は過去モノや文字モノが多いなあと感じたところ。せっかく実機を持っているのだから、もっとそれを活かさないともったいない。ということで、本体画像とコメントを掲載します。オークションなどの写真ではいまいちよくわからないという方のお役に立てればと思います。それではまずは第一弾、アンプ部の正面画像です！

全体画像

 とりあえず、どーんとアンプ正面の全体画像をご覧下さい。次に、各部分についてコメントしていきます。

 左側

【PIONEER】まずは、左肩に燦然と輝くパイオニアのロゴ。これだけで当時を知る人を「あの頃」に引き戻します。印刷ではなく、立体物です。その下には機材名【STEREO AMPLIFIER A-P700 】。

【POWER STANDBY/ON】システム全体を起動させる時に使用します。過去にも書きましたがS5はアンプ単独では起動しません。CDプレーヤー(PDｰP700)のパワースイッチも、このスイッチと連動します（アンプのサービスコンセントを使用した場合）。

【PHONE】はいうまでもなくヘッドフォン端子。標準プラグです。この端子に何かを挿している時はスピーカーから音が出ません。ちなみに私のS5は、起動後、約30分ほど盛大にハム音がスピーカーから出ますが、ヘッドフォンからも同じようにハム音が出続けます。もちろん故障の原因は個体ごとに違いますが、参考までに。

【CD DIRECT】これぞS5の最大の特徴！　その後のSシリーズ(S70･S50･S90)にはありません！　S5はCDプレーヤー出力がいわゆる赤白のケーブルで文字通り直接アンプにつながっていますが、その後のモデルでは、CDプレーヤはフラットケーブルにより、イコライザ部（SP-P710やGR-P510など）と接続する仕組みに変わりました。CDダイレクト機能とは、プレーヤーからスピーカーまで、なるべく最短距離で音を出そうとするもの。要はイコライザーを経由しない、という説明でよいでしょうか。

ちなみに写真では点灯していませんが、押すとグリーンに光ります。同時に、右側の【SURROUND ＆ STEREO WIDE】は解除され消灯します。また、セレクターも自動にCDに変更されます。そしてチューナー部のパネルに「CD DIRECT ON」が右から左に流れるように表示されます。

【SURROUND ＆ STEREO WIDE】記憶によれば、ちょうどS5がデビューした頃のオーディオ機器に、新しく搭載されだした機能の一つが「サラウンド」だったように思います。Wikipediaでもそんな感じで書いています。押した状態は写真の通り。明らかに、押すと押さないとでは違いが感じられます（2スピーカーでの感想）。

…おっと、これだけでもずいぶんな分量になってしまいました。以後、次回！